車体整備に求められる高い精度と美しい仕上がりを重視した
質の高い技術を学び、鈑金・塗装のスペシャリストを目指す。
自動車車体整備科では、2級整備課程終了後の1年間で自動車の鈑金・塗装技術を基礎から応用まで学び、
自動車車体・電子制御装置整備士の資格取得を目指します。
段階的に学べる4つのステップ
車体整備の基礎を学ぶ
車両1台から様々な部品を取り外し、溶接部分は剥がしてモノコックボディを構成するパネル単体になるまで分解をして、車の基本構造や溶接ポイントなどを確認したり、車体整備に欠かせない工具・機器の取扱いやスポット溶接機、MIG溶接機を使用した溶接技術を学びます。また、各メーカーの車両を使用してボンネットやドア、フェンダーなどの交換作業を繰り返し演習します。
ボディ修復は見えない下地作業が一番大事なんです!何度も繰り返し練習ですね!
鈑金と塗装技術を身に付ける
溶接や鈑金技術を使ってボディを修復し、さらにパテによりボディ全体の形や塗装下地を整えていく鈑金実習とハイルーフ車にも対応の車両リフターを備え、温度や湿度を細かくコントロールできる塗装ブースを使用した塗装実習を行います。あわせてタブレットやスマホに連動した計量器による塗料の調合なども修得します。
二級整備士に合格し、次は鈑金塗装の勉強です!車体整備士も必ず合格するぞ!
フレーム修正技術を修得
基本をマスターした後、損傷の大きな車両各部のゆがみを計測し、フレーム修正機を使用して元通りの寸法に修正する技術を修得します。また、国内メーカーだけでなく、外資系塗料の扱い方や水性塗料による塗装技術も学べるほか、自動車衝突実験を行う研究施設の見学や修復費用の見積もり手法についても学びます。
実社会シミュレーション
1年間で体得した鈑金・塗装技術のまとめを行う総合実習では、その技術をフル活用して成田校と共に東京オートサロンに車両を出展します。会場ではお客様対応を実践で学ぶことができ、その後のインターンシップでは、就職内定先で研修することで現場に即した作業をシミュレートできます。
カリキュラム
溶接技術
スポット溶接、半自動溶接など、車体整備に必要な溶接技術を学びます。
鈑金技術
事故車両の損傷部分を元の状態に復元する鈑金技術を基礎から学びます。
塗装技術
調色・下地処理から本塗装まで、プロの塗装技術を習得します。
主な実習内容
◆基本整備実習
各種溶接機の使用方法や自動車の内・外装部品の脱着などを学びます。
ボディーパネルの構成を学ぶため自動車を溶接部分をはがし、分解します。
◆鈑金実習
各種鈑金ハンマーによる凹みの修正や溶接機を使用した鈑金などを学びます。
ここでの手技が仕上がりに大きな影響を与えるので、感覚をしっかりと掴むまで繰り返し練習します。
◆下地作業実習
塗装の下地作りの基本である「パテ」の技術や塗装面を平滑にするサンディングの技術を学びます。
◆塗装実習
車体に合う「色」の調色作業や、様々な用途・色の塗料を使用し塗装技術を学びます。
◆計測修正実習
事故により大きな損傷を負った車両について、各部のゆがみを正確に測定した上でフレーム修正機を使用して完全に修復する高度な技術を学びます。
学びのポイント
実践的な実習中心のカリキュラム
鈑金・塗装の各工程を実車で学ぶことで、現場で即戦力となる技術を身につけます。
最新設備での実習
最新の鈑金・塗装機器を使用し、業界標準の技術を学びます。
就職に強い
ディーラーや鈑金工場との強いネットワークで、高い就職率を実現しています。
取得可能な資格
- 自動車車体・電子制御装置整備士(実技試験免除)
- 有機溶剤作業主任者